2009年1月アーカイブ

風水は日本に、1000年以上前に中国から伝わりましたが、それが家相として日本独自に発達したのです。
風水と家相は、日本では同じように扱っている場合もあるのですが、正確に言うと違うものです。

家相は風水のエッセンスだけを抜き出して作られており、公式的な吉と凶の条件の判断が中心になっているのです。

また特に、家相には「~してはいけない」「~は凶」といった条件による禁止形の指示が多く見られるのも特徴の一つです。
この家相が、日本では今日「風水」と呼ばれているようです。

風水と家相の大きな違いは、風水が気の流れや気の取り入れという点において
家全体を有機的かつ全体的に捉えているのに対して、家相は吉の条件と凶の条件のいずれに当てはまるかを、各部屋ごとに細かく分析・判断するところにあります。

風水においては家全体の気を全体的に判断するので、範囲が広いだけにその効果がすぐには現れない場合も多く、その効果の測定や判断は非常に難しいといわれています。

それに対して家相の場合は、範囲が狭く改善がたやすいこともあり、即効性を狙ったものも多く存在し、比較的すぐにその運気の流れの変化による効果を得やすいといった違いもあります。

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