部屋の風水の最近のブログ記事
風水は心理にも作用しますが、生理にも明らかな変化をもたらします。
ですから、もちろん風水的にはどの部屋にどんな色を配置するかで、人間の気持ちや健康状態が
大きく変わってくるとされています。
たとえばピンク色は女性ホルモンの分泌を盛んにしますので、風水的にも恋愛や結婚の運気を上げる色なのです。
独身女性の部屋にはピンク色を使用すると良縁に恵まれるなどの効果が現れるので、
ピンクは女の子の色という概念も、あながち間違っていないのです。
また寝室などはこれから寝静まろうとする場所なので、風水的にも落ち着いた色彩が良いでしょう。
目で認識する色が私達の脳へ及ぼす働きはとても大切で、風水的にも大きな影響があるといわれます。
赤やオレンジ色などを見ると脳は興奮して交感神経を刺激し、血圧が上昇し、呼吸や脈拍が増加します。
また血管が収縮したり、血流が増したりします。
そのため赤を見ることで食欲増進しますが、青色、水色、紫色などは逆に食欲を減退させるのです。
風水で色の効果を有効に活用し、住宅や会社の鑑定をする際に色を処方することによって、
さまざまな効果を得ることができます。
住む人の目的によって色を変化させ、より良くしていくことは大切なことです。
風水は日本に、1000年以上前に中国から伝わりましたが、それが家相として日本独自に発達したのです。
風水と家相は、日本では同じように扱っている場合もあるのですが、正確に言うと違うものです。
家相は風水のエッセンスだけを抜き出して作られており、公式的な吉と凶の条件の判断が中心になっているのです。
また特に、家相には「~してはいけない」「~は凶」といった条件による禁止形の指示が多く見られるのも特徴の一つです。
この家相が、日本では今日「風水」と呼ばれているようです。
風水と家相の大きな違いは、風水が気の流れや気の取り入れという点において
家全体を有機的かつ全体的に捉えているのに対して、家相は吉の条件と凶の条件のいずれに当てはまるかを、各部屋ごとに細かく分析・判断するところにあります。
風水においては家全体の気を全体的に判断するので、範囲が広いだけにその効果がすぐには現れない場合も多く、その効果の測定や判断は非常に難しいといわれています。
それに対して家相の場合は、範囲が狭く改善がたやすいこともあり、即効性を狙ったものも多く存在し、比較的すぐにその運気の流れの変化による効果を得やすいといった違いもあります。